BIOGRAPHY

吉田裕史

これまでに、ローマ、ボローニャ、トリエステ、パレルモ、カリアリ、メッシーナ、マントヴァ、ノヴァーラ、ベルガモ、ルッカ、キエーティ、サッサリ、メッシーナ、カイロ、ラトビア、リュブリャナ、クルジュ・ナポカの各歌劇場で公演を指揮。

他にもナポリ・サン・カルロ歌劇場、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場、カリアリ・オペラ劇場、パリ・コンセール・ラムルー管弦楽団の各オーケストラとも共演を重ねる。
プッチーニ「トスカ」「ラ・ボエーム」「つばめ」「蝶々夫人」、ヴェルディ「椿姫」「アイーダ」「リゴレット」「ドン・カルロ」などの数々のイタリアオペラを指揮。

日本ではボローニャ歌劇場フィルハーモニーを率いて公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団主催のジャパン・オペラ・フェスティヴァルにおいて、清水寺(13年)、二条城(14年)、姫路城・京都国立博物館(15年)、奈良平城宮大極殿(16年)、名古屋城(18年、19年)、法隆寺(23年)いずれも国際的水準の野外オペラを成功に導いた。

現在はモデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー音楽監督、ウクライナ国立オデーサ歌劇場首席客演指揮者

PROFILE

指揮者 吉田裕史 (Hirofumi Yoshida)

1968年 北海道北見市常呂町出生。千葉県船橋市育ち(出身)

東京音楽大学指揮科及び同研究科修了

ウィーン国立音楽大学マスターコース ディプロマ、シエナ・キジアーナ音楽院マスターコース

略歴

1999年文化庁派遣芸術家在外研究員として渡欧、バイエルン国立歌劇場などで研鑽を積む。 2002年五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞。 2006年トリエステ・ヴェルディ歌劇場において同管弦楽団を指揮、イタリアでの活動を本格的に開始。 2007年130年以上の歴史を誇るローマ歌劇場カラカラ野外劇場で日本人初の指揮者として「道化師」を指揮し、イタリアでのオペラデビューを飾る。 2010年マントヴァ歌劇場にてイタリアの歌劇場における日本人初となる音楽監督に就任。同年"プッチーニ・フェスティバル"に初の日本人指揮者として参加。イタリアにおいてオペラの普及に貢献した外国人に与えられる "カルーソー賞" を受賞。 2014年ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督に就任。250年の歴史を持つイタリアのセリエAクラスの歌劇場を母体とするオーケストラの芸術監督就任はアジア人初。 2015年ボローニャ歌劇場首席客演指揮者に就任。 2020年ボローニャ歌劇場フィルハーモニー首席指揮者を兼任 2021年ウクライナ国立オデーサ歌劇場首席客演指揮者に就任。イタリアオペラを担当。 2022年イタリア、ジャコモ・カサノヴァ財団より "プッチーニ作品のスペシャリスト" として Giacomo Casanova Castello di Spessa賞を受賞。
モデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー音楽監督に就任。
2023年イタリア、モデナ市より同市への文化的貢献と音楽監督としての実績に対し特別賞 "La Secchia Rapita" を授与される。
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