10月5日発売予定「魂の音楽よ、日本に届け」

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小澤征爾の指揮に感銘を受け、「指揮者になろう!」と決意した高校生が、クラシック音楽の本場ヨーロッパへ乗り込んだ。

オペラの聖地イタリアを拠点に数々の「日本人初」を成し遂げ、やがて「日出ずる国のマエストロ」と呼ばれる存在となる。

コロナ禍ではボローニャの病院や教会に音楽を届け、戦火に覆われるウクライナでも音楽の力を信じてタクトを振り続けた。世界に挑戦するすべての若者たちへつなぐ、情熱のバトン。

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著者プロフィール吉田 裕史(ヨシダ ヒロフミ)(著)

1968年北海道北見市常呂町生まれ、千葉県船橋市育ち。東京音楽大学指揮科、同研究コース修了。
1999年文化庁派遣芸術家在外研究員として渡欧、バイエルン国立歌劇場などで研鑽を積む。
2006年トリエステ・ヴェルディ歌劇場において同管弦楽団を指揮、
2007年ローマ歌劇場カラカラ野外劇場にて日本人初の指揮者として「道化師」でイタリアにおけるオペラデビュー。
2010年マントヴァ歌劇場の音楽監督に就任、同年プッチーニ・フェスティバルで初の日本人指揮者としてプッチーニ作品を指揮。
2014年ボローニャ歌劇場フィルハーモニー芸術監督に就任、250年の歴史を持つイタリアのセリエAクラスの歌劇場を母体とするオーケストラの芸術監督就任はアジア人初。
2015年ボローニャ歌劇場首席客演指揮者に就任、2020年ボローニャ歌劇場フィルハーモニー首席指揮者を兼任、
2021年ウクライナ国立オデーサ歌劇場首席客演指揮者に就任しイタリアオペラを担当。
2022年モデナ・パヴァロッティ歌劇場フィルハーモニー音楽監督に就任。日本では清水寺、二条城、姫路城・京都国立博物館、奈良平城宮大極殿、名古屋城、法隆寺で国際的水準の野外オペラを指揮。
2024年、文部科学大臣賞表彰。

書籍情報判型: 四六判
価格: 2,200円+税
ISBN: 978-4-907364-42-7
発売予定日: 2025年10月5日

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